金属ワイヤー入り樹脂タイミングベルトの矩形ウォータージェット切断加工
| 加工材 | :金属ワイヤー入り複合樹脂製タイミングベルト(既存成形品) |
| 寸 法 | :6mm×3000mm×100mm |
| 加工内容 | :両端面および指定箇所の矩形(くけい)凹凸形状切断加工 |
| 加工時間 | :10分 |
| 主な特徴 | :既存成形品対応、金属ワイヤー入り複合樹脂、厚板加工可能 |
金属ワイヤー入り樹脂製タイミングベルト(既存成形品)の両端面
および指定箇所に対し、高精度な矩形(くけい)凹凸切断加工を実施しました。
樹脂と金属という異なる質感を併せ持つ複合材に対しても、
ウォータージェットの特性を活かした優れた切断品質を実現しています。

樹脂と高強度な金属ワイヤーが一体となった複合材の切断において、
当社ではソフトウェアによる緻密なパス制御と
ウォータージェットカッティング(ハードウェア)の技術を融合させています。

加工ノウハウ(ソフトウェア)として
ベルト特有のピッチや積層構造・高低差を考慮し、
切断時の微小な歪みを抑える最適なツールパスを構築。
巻きグセ(巻き癖)を極力解消するセッティングを行い
複雑な矩形(くけい)凹凸形状でも設計通りの
寸法精度で切り出しを可能にします。
高圧ウォータージェット(ハードウェア)として
樹脂の溶融や金属ワイヤーのバリ・めくれを発生させない非熱切断を実現。
厚板仕様のベルトに対しても優れた貫通・切断能力を発揮し、
断面をクリーンに仕上げます。
仕上がり
画像3枚目でご確認いただける通り、ウォータージェットによる樹脂切断特有の現象として、
切断端面に繊維状・ヒゲ状の細かなバリ(毛羽立ち)が発生するという側面がございます。
これは異種素材や高靭性樹脂を非熱で切り離す際の物理的な特性上のデメリットとなりますが、
熱変形や剥離を一切起こさずに厚物ベルトを正確な矩形に切り出せる点は、
それを補って余りある大きなメリットです。
当社ではこうした特性も含めて正確にお伝えし、
お客様の用途に応じた最適な加工をご提案しております。
【関連加工事例】
ワイヤー入りベルト ウォータージェット切断・穴あけ加工
樹脂専用タッピングファスナー締結状態検証切断
防水計測部品ウォータージェット切断

